君と描いた日常-負け組女子高生

「麗華、高校卒業したらどうすんの?」


「うーん、とりあえず大学はいっとくかな。具体的には決めてないけど。悠紀は?」


悠紀は目を閉じたまま口を動かした。


「なーんも考えてない。」


「そんなんで大丈夫−?」


「なるようになるんじゃない?」


悠紀は笑った。


「ねぇ悠紀?」