そこにはただならぬ空気が漂っていた
でもそこにはなにもなくて
不気味な雰囲気が漂ってる

…誰もいないってどういうことだ
ここにいるはずなのに

俺は剣を具現化し備えた

〈…龍帰ろうよ…
私たちまだ子供なんだから…勝てる訳ないよ…〉

「そんなことない。
俺の運命だから…魔王を倒すこともここで死ぬのも。
最後までどうなるかなんてわかんねぇんだから」

〈…うん〉

すると黒いゲートからだれかが出てきた
誰だ…?

【よっ、龍じゃんどうした?】

「どうしたって…魔王をぶったおしに来た」

【おー、そうかそうか、
て言うかそれ俺に喧嘩売りに来たんだ?】