【龍…どうなんだよ。
俺はお前と一緒にこの世界を乱してみたい
なにするのも一緒だったろ?
だから俺と一緒に秩序を乱そう】
「そんな子供じみたことしねぇよ
何度言われたって俺はおまえ側につかない」
【物わかりが悪いな。
魔族は魔族なりにこっちにつくべきだ
お前だって魔族の血が流れてるんだ】
「別に俺は魔族がどうだの世界がどうだの興味ない。守りたい物が守れればそれでいい」
【そーか、じゃあおまえは俺の敵ってことか】
そう言って翔平は俺を掴みつつ頬を撫でていた手を地面に突き刺した剣にてをうつし
それを抜き俺に向けてきた
喉元に当てられ少し動いただけでも刺さりそうな距離だった


