翔太は、シンプルだけどすごくオシャレな服装だった。
「はぁ…お前自分の事分かってねぇな。」
「翔太の方が私の事分かってるかもね?」
ずっと一緒にいた幼馴染みだから、本当にそうかもしれない。
「…/// 恥ずかしくねぇの?そんな事言って。」
「え?何で?だって幼馴染みじゃん。」
「お前って罪な女だよな。」
「はぁー?」
そんな事を話しながら会場へ向かう。
ってゆーか、女の人の目線とか結構感じたりする。
「やっぱかっこいいから…」
「は?かっこいい?」
ま、まずい。
「いや、先輩がかっこいいなぁ〜…なんて?あははっ」
「誰、それ。」
うわ、やばいよ。何か怒ってるよ。
「いや、何でもないから!ジョーク!」
「へぇー」
むすっとしている翔太が何だか小さい子みたいで可愛い。


