星空、恋花火が咲いて。






翔太は、シンプルだけどすごくオシャレな服装だった。






「はぁ…お前自分の事分かってねぇな。」






「翔太の方が私の事分かってるかもね?」






ずっと一緒にいた幼馴染みだから、本当にそうかもしれない。






「…/// 恥ずかしくねぇの?そんな事言って。」






「え?何で?だって幼馴染みじゃん。」







「お前って罪な女だよな。」






「はぁー?」







そんな事を話しながら会場へ向かう。







ってゆーか、女の人の目線とか結構感じたりする。







「やっぱかっこいいから…」







「は?かっこいい?」






ま、まずい。






「いや、先輩がかっこいいなぁ〜…なんて?あははっ」






「誰、それ。」






うわ、やばいよ。何か怒ってるよ。







「いや、何でもないから!ジョーク!」






「へぇー」







むすっとしている翔太が何だか小さい子みたいで可愛い。