「てかさ〜ちょっとモテてるからって調子乗りすぎなんじゃないの?」


……………。


はぁ?


「ちょっとモテてるから?調子乗りすぎ?え?なに?私がモテてるから調子乗ってると思ってるの?」



「当たり前でしょ」


この子たち


本当にバカだ


「あのね、先に言っとくけど…私は自分がモテてるからって調子乗ったことなんて1度も断じてないから!!」


本当…勝手な言いがかりはやめてほしい


調子乗ってたら勇太と嘘カレカノなんてやってるわけないじゃない


「なにそれ?一種の自慢?」


なんでそーゆー解釈を始めちゃうかな〜


もしかしてこの子たち私よりもバカ?!


「自慢なわけないでしょ?こっちは本気で困ってるの」


「結局自慢じゃない!もういい、じゃあその顔に傷の一つでもつければモテなくなるんじゃないの?!」


そう言いながら

私に向かって思いっきり殴りかかろうとしてきた


うそ?!



殴られる!!!


「…………っ!!!!」