Black Word

「うん。そうだけど!イオリちゃんは何してるの!?」


「えっと、飲みに来たんだけど....やっぱり制服じゃ、まずかったかな?」


「そう言う問題じゃないけど!........あ。イオリちゃん、ここから離れるよ!ちょっと、厄介やことになったかも」


「えっ、キイ?わわっ。ちょっと、なんで走るの!?」


「今はとにかく走って!」


いきならキイが手を引っ張り、ものすごい速さで繁華街を走り抜けた。


「はぁ、はぁ、なんで....走ったの?」


「ごめんね、イオリちゃん。巻き込むつもりはなかったんだけど....」


「え、なんの話し?意味が全然....」


「えっと、それがね....」


「キイ........その女は誰だ」