家を出るまで感じていた空腹感は、怒りによってどこかへ吹っ飛んでしまった。
「おい、やめろよ」
諒が慌てて中に入る。
それでも美奈は俺に冷たい視線を送り続けた。
背筋がゾッとするような氷の視線だ。
「どうしたんだよ美奈。いつもの美奈らしくない」
ここで喧嘩をしても仕方がない。
そう思い、俺は柔らかな口調でそう聞いた。
「燈里は結音一筋だと思ってた……」
美奈が呟くように小さく言う。
「おい、やめろよ」
諒が慌てて中に入る。
それでも美奈は俺に冷たい視線を送り続けた。
背筋がゾッとするような氷の視線だ。
「どうしたんだよ美奈。いつもの美奈らしくない」
ここで喧嘩をしても仕方がない。
そう思い、俺は柔らかな口調でそう聞いた。
「燈里は結音一筋だと思ってた……」
美奈が呟くように小さく言う。



