彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

☆☆☆

結音の母親が病院へ来たのは、それからすぐの事だった。


病院にいなかった結音の母親は、今日病院に泊まる準備をしに帰って来たみたいだ。


「燈里君、夜遅くまでありがとう。気を付けて帰るのよ?」


病室を出るときに結音に似た目元を細めて、そう言う。


俺はすっかり慣れてしまた結音の母親に軽く会釈をして、病室を出たのだった。