彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

一瞬諒の態度に不安を感じた俺だったけれど、諒はすぐいつも通りの笑顔に戻った。


「じゃ、またな。燈里!」


「あ……あぁ。またな」


俺は手をふって2人を見送る。


きっと気のせいだ。


そう思い再び椅子に腰を下ろす。


結音は2人が帰ってしまったからか、少し寂しそうな表情をしているように見える。


俺はそんな結音の頬に触れた。


「大丈夫だよ。俺たちはずっと結音を待っているから」


俺は結音を安心させるようにそう言い、柔らかな頬をなでたのだった。