彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

☆☆☆

俺は学校を出て自宅とは逆方向へ歩き始めた。


歩き出すと歩調はどんどん速くなる。


ショップが近づくにつれて、思考回路は薫子へと飛んでいく。


結音にそっくりな子。


結音の香りがする子。


思い出すと頬がゆるむ。


それはまるで、諒と美奈と結音がそろっていた時と同じような気持ちだった。


またみんなで集まって遊ぶことができる。


そんな気さえしていた。


近いうちに薫子を2人に紹介しよう。