彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

「お前、もしかして……」


もしかして、過去の記憶が蘇ってきているんじゃないか?


そう言おうとしたとき、「燈里!」と、俺を呼ぶ声が公園の外から聞こえてきた。


振り返るとそこには諒と美奈がいる。


「2人とも……!」


走って公園内へ入ってくる2人。


薫子の表情が一瞬にして険しくなる。


「お祝いじゃなかったの?」


俺にそう聞いてくる薫子。


「お祝いだよ。みんなで祝った方が楽しいだろう?」


「あたしは燈里と2人がいい」


「わがまま言うなよ。みんなも祝福してくれるために来たんだから」


なんとか薫子をなだめようとするが、薫子はムスッとしたまま2人を睨んでいる。