彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

俺は諒と美奈にクッションを出して、自分は机の椅子に座った。


薫子はいつもの定位置。


部屋の隅にゆっくりと腰を下ろした。


ただ薫子がそこにいるというだけで、威圧感を感じる。


「今日はお友達が一緒だったのね」


最初に薫子がそう言った。


「あぁ。そうだ」


俺はあたりさわりのない返事をする。


すると、美奈が薫子の方へ身を乗り出した。


「ねぇ、薫子ちゃんは友達いないの?」


その質問に俺は目を丸くする。


人形の薫子に友達なんているハズがない。


美奈もそれは理解しているハズだった。