彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

2人の一歩後ろに立っている薫子を目が合った。


目が合った瞬間、薫子の顔から笑顔が消えた。


それは人間のものではない、冷たい人形の顔だった。


2人はそれに気づかず、俺の部屋へと足を進める。


俺は弾かれるようにして階段を駆け上った。


薫子を押しのけ、諒と美奈と共に部屋には入る。


薫子と2人だけにしてはいけない。


そんな気がしたんだ。


「なんだよ諒。どうした?」


「いや……別に」


そう言いながらも心臓はバクバクしている。


薫子が一番最後に部屋へ戻ってきた。


奇妙な4人が俺の部屋に集結する。