彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

俺はシャッターの隣にあるドアに触れてそう言った。


比較的新しいドア。


そのドアには《ドールハウス》と書かれていたはずだった。


でも、今はその看板がない。


どこにも、ない。


場所を間違えているのだろうか?


俺はキョロキョロと周囲を見回す。


しかし、それらしい建物はここにしかない。


「わけがわからない。ちょっと、最初から探してみよう」


混乱する頭を整理するため、俺は商店街の入り口まで戻った。