彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

美奈の言う通り元々人間で、その感情を引き継いでいたとすれば、これからもこんな事が起こるかもしれない。


結音と俺の関係を否定するようなことが。


自分勝手な考え方をしていると、俺もよくわかっている。


でも、薫子は俺がお金を出して買った商品なんだ。


商品に文句を付けられるなんて、考えられないことだ。


俺はジッと薫子を睨みつける。


薫子は俺から目をそらし、元いた場所に座りこんでしまった。


重たい空気が立ちこめる。


帰るまでの楽しい気分は薫子の一言でぶち壊されてしまった。


俺はそれ以上薫子と会話することなく、部屋を出たのだった。