彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

確かにその通りだ。


俺は薫子を見て、少し残念な気持ちになる。


結音に合わせたいと思っていたけれど、無理かもしれない。


そう思って肩を落としていると、美奈がため息まじりにバッグからサングラスを取り出した。


茶色のふちをした大きくてオシャレなサングラスだ。


「仕方ないわね。それならこれを付けて顔を隠して行けばいいじゃない」


美奈はそう言い、薫子にサングラスを手渡した。


薫子は少し戸惑った様子を見せたが、すぐにそれをかけてみている。


「似合ってるじゃん」


諒が思わず楽しそうな声をもらす。


「本当だ。可愛いとなんでも似合うのね」


美奈も嬉しそうだ。