彼女人形(ホラー)‐彼氏人形続編‐

恐怖や、嫌な予感なんて微塵にも感じなかった。


もうすぐ会えるんだ。


結音にそっくりな少女に。


その現実が嬉しくて受け止めきれなくて、ジワリと手のひらに汗をかいた。


俺が彼女人形の事を知ったのは半年ほど前のことだった。


最初はネットの都市伝説サイトで。


理想的な恋人ができるだとか、暴力的になるだとか、色々な事が書かれていた。


最初その書き込みを興味本位で見ているだけだった。


俺の彼女、結音はいまだベッドの中で目を覚まさない。


そんな辛い現実から逃れるように、都市伝説を読みふけっていた。


でも、ある日ふと考えたんだ。


あの書き込みは全部本物なのではないか?