レコーディングスタジオは、地下にあった。
マイク、スピーカー、ギター、キーボード。
たくさんの機材や楽器があって、私は少し興奮した。
『す..すごい..!!なんか、歌手っぽい!!』
「クス...ありがとう(笑)」
「もっとすごいのは、俺たちの腕だぜ?」
少しにやっとしながら言ってきた海斗君。もうベースを肩からかけていて
海斗君の整った顔に、とてもにあっていた。
「じゃあ、おれと海斗で適当に弾くから、それをみててよ」
『う..うん...』
ギターを肩からかけた大夢君は、アーティストみたいな真剣な顔つきで、かっこよかった。



