「ふぅー、疲れたー。」
わたしが、まりより先についたらしい。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。全然こない!遅い!(怒)」
そう言って学校の窓に目を向けると、
           恐ろしいものが目にとまった。

          それは・・・。

        女の子の人形だった。


気を失いかけた時、まりが来た。


「どうしたの?」
まりが言うと、わたしは、首をふって
           「なんでもない!」と答えた。

「そっかぁ、じゃあ行こう!」
まりが強引に学校に連れ込んだ。


「確か、人形があるのは、職員室だから。」
まりは職員室に向かって歩き出した。


その時だった。わたしの頭にこんなことがうかんだ。
(そういえば、さっきの人形は、職員室の窓から                     見えた!)


そんなことを考えてるウチに職員室についた。


まりは、堂々と、ドアをあけ職員室に入ろうとした
時。


まりは、立ち止まった。


その方をよく見てみると、人形が歩いていた。


そして、まりに包丁で襲いかかってきた。


わたしは、あまりもの恐怖で、動けなくなってしまった。


今度こそ、気を失ってしまい、倒れた。


でも、倒れる時に、こういったのは覚えている。


「ごめんなさい。もうしないので許してください。
 お願いです。どうか、許してください。」


その時、聞こえた。
「今回だけは、許してあげる。次に誰かが来たら
命はないから。」
わたしは、そのまま倒れた。