ウィーン

自動ドアが開くと寮長がいた。

さっき私に命令したひとだ。

「やあ、実流」

「雫だったっけ?
その人のこと聞きに来た」

「うむ。
雫は超能力者だ。
能力は弱いが人に害を与える力はもっている」

「だから処分するんだー。
ではmissionを開始しするね!」

そう言って私は寮長の部屋を後にした。