愛してる。 〜愛してる。とか言わないで☆続編☆〜

「泰輔!!なんで…?」



那美は泰輔さんの側に駆け寄った。



「今日の休日出勤だったから早く片付いて昼までであがれたんだよ。だから…そっこう新幹線に乗って来た」


泰輔さんも那美に会いたかったんだ…



泰輔さんも那美と同じくらい那美を愛してるんだ…



距離を乗り越えて二人の心はしっかり結び合ってるんだ。



那美のあんな笑顔久しぶりに見た…



「那美!私、行くね!」



那美は振り返った。



「しっかり充電しとくんだよ〜。会いたいよ〜って泣かないように」



私がからかうと、



「もう!」



と言って膨れた。



「じゃあ…」



私は軽く頭を下げて軽やかな気持ちで人混みの中を歩いて行った。