愛してる。 〜愛してる。とか言わないで☆続編☆〜

「いや…あの…」



久しぶりに会った顔がこんな泣きっ面なんて…



「泣いた?」



友也の顔が…



少し心配そうな優しい顔になって私は動揺する。


そんな自分に更に動揺…


「なんか…近くで見るのは泣き顔ばかりだな」



友也は手で私の頬の涙を拭いた。



「近くで…?」



私に笑いかけて、



「遠くで見るのは笑った顔ばっかりだった…彼氏の隣で」



そう言った友也はやっぱりどこか大人びている。



「一年前の俺なら、こんな泣き顔見せられたら連れ去っちゃってるかもな」



そんなドキドキするようなこと言わないでよ…