「違うってば~。
さっき言ったろ?
まだしませ~ん♪」


満面の笑みでそう言う。

まだってことは
結局するんじゃん。


嫌じゃ…ないけどね。


「…別に、いいよ?」


小声でOKしたあたしの顔を
脇からのぞき込み、
また笑った。


「ありがとっ。
取りあえず唯がもう少し
大人になるまで我慢だな。
だからそのかわりに
一緒に寝てよ★」


敦志は、あたしのベッドの
自分の隣を手で軽く叩いて
あたしに

「隣に来て」

と言っている。