敦志が聞き返す。 「なんで?」 「なんでって・・・」 戸惑うように、 急におとなしくなった敦志。 「あたし、ね」 「うん」 「キス、初めてだった」 「・・・・ウソ」 「ホント」 急にあたしの方を振り返って、言う。 ・・・・驚いてる。そりゃそうよね。 高2にもなって、キス体験もないなんて。 「もちろん、ディープキスも」 「えええぇぇぇ」 「ほんとよ」 「ご、ゴメン!! 初めてだとは、思ってなくて・・・ ホントにごめんっ!!!!」 両手を合わせて、 申し訳なさそうに謝る、敦志。