「いや、別に俺は賛成だよ?」 「ふえ?」 気が抜けて、 変な声が出ちゃった。笑 「別にいーや、どうだって。 俺、21だよ? すぐ家出るだろうしさ」 あっ、そーゆう理由か。 ま、確かにそうね。 「じゃ・・・いいわよ。」 ま、どうにかなるよね。 「あら、物分かりいいじゃない! ありがと~、唯っ」 あたしをぎゅーっと抱きしめる、お母さん。