君に愛されて

翌日

「じゃあママ達行ってくるわね」

「うん...気を付けてね?」

「分かってるわ」

ママは笑顔で言う。

「叶多君、愛生の事、よろしくね」

「はい」

「じゃあ行ってきます!」

「「行ってらっしゃい」」

私は笑顔で見届けたものの叶多と二人きりなんて緊張する。

「じゃあ俺は取りあえず必要なもの取っ手来るわ。待っててな?」

「うん!」

叶多カッコいいし、どうしよう...

壁にかかっている時計はもう11時...

ガチャ

玄関に行くと叶多が来てた。

「愛生、今日からよろしくな」

と笑顔で言う。

いつもの見たことのない笑顔にドキッとする。

「う、うん...」

叶多もこんな笑顔になるんだね...

「あっ!部屋、案内するね?」

「おう。ありがとな。」

「私の隣だけどね」

そういえば叶多って女の子嫌いじゃなかったかな?

私が一緒に住んでて嫌じゃないのかな?

複雑な思いを抱えながらリビングに下りてく。

すると叶多が

「どうした?元気ないけど」

と心配そうに叶多は私の顔を除きこむ。

か、顔、近いよおおおお...

っじゃなくて!

私は気になってたことを聞いてみる。

「かっ叶多、女の子嫌いなのに私と住んで嫌じゃないのかなって...」

自分で聞いときながらもし“嫌”と言われたらと不安になる。

すると叶多はくすっと笑って私の頭を撫でる。

「愛生は特別だよ」

「...え?」

どうゆうこと?

「だから!俺にとっては愛生は特別でいなくちゃならない存在なんだよっ!」

と叶多は顔を隠しながら言う。

いつも言い合いしてるけどそう思ってくれてるなんて嬉しいなぁ。

私は嬉しくってソファに逃げようとする叶多の袖を掴んで叶多を見上げる。

「叶多、ありがとう」

私は笑顔でお礼を言った。

すると叶多は急に顔が赤くなっていた。

どうしたのかな?

そう思って時計を見てみると

気づくともうお昼。お腹すいたな。

「かなたぁ。お腹すいちゃった...」

「そうだな。簡単なので良いなら作るけど?」

「いいの?ありがとう」

「ならソファで待ってな」

そう笑顔で言う。

「うん。そうするね」