君に愛されて

愛生side


「愛生!起きて!遅刻するよ~!!」

リビングからママの声がする。

私は桜井 愛生(サクライ アオイ)。

高校1年生で幼なじみと親友と同じ高校に通ってる。

私はリビングに下りた。

すでにママとパパがテーブルで朝ごはんを食べてた。

「愛生っおはよう!」

可愛らしいママとかっこいいパパが言う。

「おはよう」

私は朝食を済ませて支度を済ました。

「行ってきま~す!!」

「いってらっしゃい!頑張ってね!!」

ママの笑顔に見送られ外に出た。

すると幼なじみの佐野 叶多(サノ カナタ)が同じタイミングで出てきた。

「叶多、おはよう!」

「ん...おはよ」

眠い目をこすらせながら返事をしてくれる。

とっても眠そう...

叶多君は私の小さな頃からの幼なじみで家も目の前。

とっても綺麗な顔立ちですごくカッコいい。

バスケ部に入っててすごくうまい。

かっこよくて私のヒーローみたいな存在。

「寝不足なの?」

「ちょっとな」

何を遅くまでやってるんだろう...?

勉強かな?まぁ叶多は頭偉いからな~

そう思いながら歩くと周りに人がいないことに気づく。

家を出るの早すぎたかなぁ?

そう思い時間を叶多に聞いてみる。

「ねぇ叶多。今何時?」

「ん?8時30分」

「ありがとう」

ん?今なんて?え?遅刻だよ!!

そう思い叶多を見ると

「俺、今、8時30分って言ったよな?」

叶多も私と同じことを思ったみたい。

「「ちーこーくーー!!!!」」

それからはもうダッシュ。

でも足の早い叶多に追い付けなくて...

「愛生っ早く!」

「待ってよー!」

「ほら!鞄貸せ!」

と私の鞄を持ってくれる