「良ければ教えるけど」 「え⁉︎」 思わず大声を出した私に、しっと口元に人差し指を当て制す白戸君。 (あ。ここ図書館………) 少し恥ずかしくなりながらも、白戸君に先程の事を聞いてみた。 「い、良いの?いや、良いんですか………?」 「テスト前はいっつも正人………遠野な。正人と勉強会してるから」 「いっ、行ってもいいと?」 「ついでに聖徳太子少し調べておけば良い」 ぽんぽんと出される提案に、あわあわとする私。