どくん、と心臓が五月蝿く鳴る。

やだ、その顔、まさか好きな人がいるみたいじゃ………

「………そう、なんだ。ほら、検索機能とか使えば?」

そこまで不思議じゃない間隔で私は返事を返した。
心の中はぐっちゃぐちゃで。
最近調子に乗ったから罰が当たったんだーーー、とまで考え出して来た。

「? 壊れてるだろ。ここの」
「そっか、そういえばそうだね………」
「それに、自分で見つけてみたいんだ」
「だから、毎週………」
「あぁ、………?相田?」


ーーーそこから先はよく覚えてなくて、
いつの間にか帰っていた家のベッドで私は目を覚ました。