「いるから」
「‼︎‼︎⁉︎⁇??」
「先に来たのに探しもしないで1人座るな」
呆れたような口調でいつの間にか白戸君は私の真横にいた。
え、いついたの?
カタッ
と椅子をひき1つ開けた所に座る。
「あ、これありがとう!すっごく面白くて一気読みしちゃったよ!」
はい、と本を白戸君に渡して感想を言う。
「で、でね!中盤で主人公がやっと覚醒かー!って嬉しくなっちゃって!その後にアイリィが死にかけちゃって、好きなキャラだからうわーっ!ってなって………!ね、白戸君は………、
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