繁華街。


そこは、煌びやか見た目とは裏腹に、泥臭い欲望で道溢れていた。


派手なドレスを身にまとい、仕事帰りのサラリーマンを呼び込んでいる女たち。


髪をバサバサになるほどに染め、ダボダボの服を着て地べたに座り込む男たち。


全く統一しておらず無法地帯の様なその場所にも、羨望されるような存在もいる。



その名を
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