ぶりっ子ちゃんは奴隷


「・・・・・・」

あたしのことを見て固まっている。


「あ、えっと、君は?」

「あ!あの、新城遼輔・・・・くんのお、友?達なんですけど・・」

友達と言うべきなのか、思ってないとこんなにも途切れるものなのか。


「あー、そうかい!そういえば言っていたような気がするよ。えーと、あの、あれ、鈴華さん?」

「は、はい!」

「待っていたよ、でも残念。僕はもう出かけなくちゃいけないんだ。」

「そうなんですか」

「うん、本当に残念だ。また遊びにおいで、そのときはゆっくり話そう」 

「はい!」


それだけ話すとその人は門を通って行ってしまう


結局あの人誰なんだろう・・・・


「あ、僕は遼輔の父親だよ!それじゃ」

びっくりした、、門からいきなり顔を出すもんだから。


・・・・・・そうか、あの人がお父さん。


なかなかのイケメンだったな。