「あたし、結婚しようと思うの、零士と」 零士…理事長…? あたしに二人の父親…? あぁ、目の前がぐらっと… 「ちょっ、有馬!」 「あぁ、晴哉ありがとう…もう頭の中がいっぱいで…」 一方で真乃は 「私、元々は零士と付き合ってたのよー。会見を開くならその時に報告しようかなぁ」 なんて浮かれている。 あぁ、あたしの母親って こんなにお茶目だったんだ…。