目の前は見慣れた私の部屋天井



あったかい布団の中


少し出来た隣のスペースは既に冷たい





「はぁあ」


無意識に大きめのため息をつく




「どうした、大きいため息ついて

ため息は幸せが逃げるぞ」




ネクタイを締めながら

よく聞くセリフを吐きながら現れる










彼は半日を共に過ごした相手であり






大学の先生でもある