片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

誰からだろうと思って折られた紙を開けてみた。



そこには、ただ一言――。



【元気ないね。どうしたの?】



と書かれていた。



私はすぐさま周りを見渡した。



そうしたら、隣の聖がそれ書いたの俺だよと言いたげに微笑んでいた。



あれ、さっきまで熟睡してたはずなのに。



びっくりした。



まさかそんな事言ってくるなんて。



確かに悩んでいたし、元気がないのは事実だ。



すごいな……。



聖は何でも分かっちゃうんだね。



私の気持ちには気づかないくせに。



ちらっと横を見る。



ほんと鈍感なんだか知らないけど、気づいてよ。



呆れてものが言えない。



軽くため息をつく。