片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

もう知らない。



全てがどうでもよく思えてきた。



「何か理由があるんじゃない? 気になるんだったら、2人で話し合ってみたらどう?」



どうにでもなってよ。



聞きたくないよ……。



私の心は荒れていた。



それでも友達の恋愛相談にのってあげるみたいに、明るく答えた私。



そんな私って……。



多分、私の声、震えていた。



何かを叫ぶようなそんな感じ。



気づかれてないといいけど。



なんでだろう。



やっぱり怖いから?
聖がどんどん香恵ちゃんの方にいくのが怖くて……。



でも私には止める事できない。