朝日が照りつける。


2日間の休日を経て始まる月曜日を迎えた。


「美咲!」


大きな力強い声でそう呼ぶ。


――大切で大好きな親友……美咲に。


もう私、逃げないって決めた。


どんな事にも立ち向かっていく。


そう強く心に決めたんだ。


たぶん私はあれから何か変わったと思う。


いつまでもこのままだったら嫌だから。


親友を失いたくないから。


今日こうして美咲と向かい合っている。