片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

しんと静まり返った観覧車の中は重々しい雰囲気が漂う。


「俺は薄々気づいてたよ」


「……え?」


「……明香里、聖の事好きだろ?」


突然聖の名前が出てきてびっくりする。


私は何ひとつ拓人に言ってないのに。


何だか心が見透かされた気持ちになる。


「……うん」


素直に頷いた。


今更嘘のことを言ってもどうにもならないし。


それにしても何で分かったんだろう。