片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

私は更に拓人の方へと寄った。


その時、拓人が私の方を振り返ったので目が合う。


ち、近い……。


思ったよりも観覧車の中は狭くて、ドキドキしてしまう。


「……あ、えっとどこだったっけ」


知らぬ間に拓人に見とれてしまっていたようだ。


自分の慌てっぷりが良く分かる。


「なあ、明香里。俺の事好きか……?」


え?


なに急に。


拓人の声がすぐ近くで聞こえ、体がビクッとする。


「……好きだよ、拓人の事」


拓人、何言ってるの?


私が拓人の事嫌いだと思った?
それとも不安になったの?


拓人の目は真剣だった。


今拓人が何を考えているのか全く読み取れない。