片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

そんな事言われたら意識しちゃうじゃん……。


恥ずかしくなってまともに拓人の顔が見れなくなった。


その間にも時は過ぎていく――。


ゆっくりと回っているけど、頂上なんてもうすぐだった。


「あま~いデート楽しんできてね」


お母さんの言葉が急に蘇ってきた。


だめだ。


やっぱり意識しちゃってるよ。


「……ねえ拓人。綺麗だね」


恥ずかしさを紛らわすためにそう言った。


「だなー」


たぶんかなり不自然な喋り方になってしまったと思う。