片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

拓人のばか。



心臓持たないよ。



「明香里も全部食べちゃいなよ。食べないと乗り物乗れないよー?」



これは拓人が口を付けたやつ。



考えただけでも心臓が破裂してしまいそうだ。



「……いいよ、全部あげる」



私は無愛想にアイスを差し出した。



すると拓人は不思議そうな顔をして、「え? いいの?」って言った。



拓人が買ってくれた物だけど、こんな状態じゃ無理だよ。



拓人は私が差し出したアイスを受け取ると、3口ぐらいで全部平らげた。



うん、これで良かったんだ。



ちょっと寂しい気もするが、別にどうってことない。