片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

でも私の言っている事なんて全然聞いてくれなかった。



あっという間に私の持っているアイスを奪われた。



「あ、拓人……」



「ん? 何か問題でもあるの?」



別に問題はないけど……。



私の気持ちはどうしてくれるの。



これから先恥ずかしくてどうなるかわからないじゃん。



――もう遅かった。



拓人は私の気持ちなんて何も知らず、豪快に1口ほおばっていた。



「うまいじゃん!」



そう私に笑顔を向けてくる。



「はい、返すよ」



なんて言って、アイスを差し出してきた。



まともに拓人の顔を見れやしない。



もうアイスは戻ってきたけど、戻ってきたかこないかなんていう問題じゃない。



恥ずかしすぎるよ、こんなの。