片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

ここの遊園地は広いことで有名なので、1つの乗り物に行くまでに結構時間がかかったりする。



「明香里、今日の服似合ってる。可愛いな」



歩いている時、いきなり私にそう言ってきた。



「え、そうかな?」



私は顔を赤らめながらも答える。



「今日は一段と可愛い。……いつもだけど」



「えっ! もうー、やめてよー。冗談言うのは」



拓人ってたまに私を恥ずかしがらせる様な事を言う。



その度にドキドキしてしまうから、いつも抑えるのに必死だ。



「冗談なんかじゃないよ」



真面目な顔でそう言われて、戸惑ってしまう。



余計にドキドキしちゃうじゃない。



「またまたー……」



明るく返そうと思ったら、全然聞いてなかった。



周りを見渡して、どれに乗る? なんて聞いてくる。