片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

――「完成ー!」



私の部屋中に拍手が響き渡る。



お母さんが選んだ服を着せられたけど、なかなかの出来映えだった。



これなら納得出来る。



「お母さん、ありがとう」



「なーに、どうってことないわよ。思いっきり楽しんできなさい!」



うん、今日はいい思い出のデートになりそうだ。



「そういえば、明香里。いつから彼氏出来たの??」



「……1ヶ月ぐらい前からだけど」



「あちゃー、私って気づくの遅いわねー」



「別に遅くても早くても関係無いじゃん」



「私が楽しめないのよ。分かる?」



意味が分からない。



ふと時計を見ると、もうすぐ家を出ないといけない時間だった。