片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

「どうしたの?」



不意に拓人が話しかけてきた。



「ううん。なんでもない」



私は首を横に振る。



美咲との関係は私達の問題だと思ってる。



だから、誰にも言いたくない。



「何かあったら俺に言えよ?」



「うん……」



拓人の優しさに胸が熱くなる。



「そうだ! 明日休みだしさ、遊園地行かない?」



「え! ほんと?」



まさかいきなりそんな事言ってくるなんて。



これってデートの誘いだよね?



嬉しくなって思わず飛び上がる。



いつもは私から、どこか行こうーって言って誘ってたから。



「当たり前だよ」



意地悪な笑みを浮かべて拓人はそう言った。



拓人とデートしたのはこれまで何度かあったけど、いつも公園でおしゃべりしたり、そこら辺のショッピングセンターで買い物したぐらい。



遊園地に行くなんて初めてだ。



夢みたいだなー。



ジェットコースターに乗って、観覧車乗って……。



想像しただけでもワクワクする。