片想いの距離~声が聞きたくて~【修正中】

私は拓人君が歩き出したので、ついていった。



何か重大な事でも言われるんだろうか。



不安が重なる。



誰も居ない校舎の裏までやってきた。



拓人君の顔を見ても、さっきから表情1つ変えない。



「……俺…じゃ……な?」



「え?」



拓人君の声があまりにも小さくて聞こえなかった。



どうしたんだろう。