私はそのまま朝の出来事も全部伝えた。
「もうね、聖に直接言ったんだ。好きな人は違う人だって」
「そっか……」
美咲もやっと私の話に追いついてきたようだ。
「その好きな人ね勝手に拓斗君って言っちゃったんだ。私ってバカだよね」
「そうだったの。しょうがないよね……」
「うん。拓斗君には悪いと思ってる」
「もし拓斗君との変な噂が流れたら私が止めるから! ……明香里、よく頑張ったね」
ありがとう、美咲。
今美咲が天使みたいに見えるよ。
「ねえねえ、今俺の名前呼ばなかった?」
「もうね、聖に直接言ったんだ。好きな人は違う人だって」
「そっか……」
美咲もやっと私の話に追いついてきたようだ。
「その好きな人ね勝手に拓斗君って言っちゃったんだ。私ってバカだよね」
「そうだったの。しょうがないよね……」
「うん。拓斗君には悪いと思ってる」
「もし拓斗君との変な噂が流れたら私が止めるから! ……明香里、よく頑張ったね」
ありがとう、美咲。
今美咲が天使みたいに見えるよ。
「ねえねえ、今俺の名前呼ばなかった?」

