猫に化けたイケメンが私の家で居候を始めました。



「アヤノオオオオオオオ!!!!!」



私の大粒の涙がアヤノの頬を伝った。



「ひっぐ…。アヤノ……。」











「…………………………………って、勝手に殺すなァァァァァァァァァァ!!!」






「ひいぃ!!ゆ、幽霊がぁぁぁぁぁぁあ!!!!」


「誰が幽霊だコラァァァァァァァァァァ!!」



「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁあああ!!!」




「幽霊じゃねぇぇぇぇぇえぇぇぇええぇぇえ!!」









「ほ、本当に……アヤノ、なの??」


「他に何がある!!」


「へっ?いや、幽霊じゃ…?」


「だから、幽霊じゃねえってぇぇぇぇぇえ!!」







もういいや。


疲れた………この茶番。←








「でも、なんで急に……。」


「嗚呼、それは多分。マタタビの副作用みたいなものじゃない?ほら、僕猫であって猫ではないので。((キリッ←」




「キリッじゃねぇよ。」








こうして、何とかマタタビ殺人未遂事件は幕を下ろしましたとさ。