「み、澪ちゃん…」 どうしよう…という感じの声色にちょっと心配になりながら 「先輩?どうかしたんですか?」 「バスなくなったらしい…」 先輩の家から私の家まではこの雨と風じゃあ帰るのは難しい。 「わ、私大丈夫ですよ。では。タオルありがとうございま… 「ダメでしょ! …あぁ!迷惑とかないからさ!澪ちゃんがよければ…と、泊まってく…?」