「ちょっと待っててねタオル持ってくるから コートとかそこ置いといてもらっていいよ」 そういってどこかに行った。 「お待たせーはいこれ。…ってみ、澪ちゃん!」 「はい?」 「ふ、服透けてる!」 慌てて真っ赤になって後ろを向く先輩。 「わ。す、すいません!見たくもないもの見せてしまって…」 "見たくないとも言えないんだけど…"という先輩の声は澪には届かなかった。